IT政策パッケージ-2005に遠隔医療の推進がとりあげられています。


IT政策パッケージ-2005

―世界最先端のIT国家の実現に向けて―

平成17年2月24日 IT戦略本部決定


2.医療

(1) 診療報酬制度による医療のIT化の一層の促進(厚生労働省)

 保険医療機関における医療のIT化(電子カルテ、遠隔医療、オーダリングシステム等)に係る診療報酬体系における評価の在り方について、2005年度末までに決定する。


(6) 遠隔医療の推進

1) 遠隔医療に詳しい人材の育成(経済産業省)

 管理者層に対し、遠隔医療等の知識を習得させるための人材育成プログラムを2005年末までに作成する。

2) 遠隔医療システムの基盤整備(経済産業省)

 診断医の不足している病理診断に関し、コンサルテーションが行えるような技術基盤の整備及び普及方策の策定を2005年3月までに行い、普及を推進する。

3) 公立病院等における遠隔医療システム導入の推進(総務省、厚生労働省)

 僻地等における高度先進医療の充実を図るため、公立病院等が遠隔画像診断・遠隔病理診断を地域公共ネットワーク上で展開するシステム構築の推進をめざし、そのための体制と方策を2005年中に確立する。